テンプレートから、予約フォーム付きのホームページを作って公開する

公開

目次

お店や教室のホームページに載せたいのは、たいてい同じことです。どんなお店か、料金はいくらか、どこにあるか、そして予約や問い合わせの受け口。これを 1 枚のページにまとめ、ページの中のフォームから申し込めるようにしておけば、小さなお店のホームページとしては十分に役に立ちます。

このガイドでは、FormEdge の管理画面で、業種に合ったテンプレートを選び、予約フォーム付きの 1 ページのホームページを作って公開する手順を説明します。操作はすべて画面のボタンと入力欄で進みます。例に使うのは、個人の整体院「ひだまり整体院」の初回予約のページです(この記事のために作った架空の店舗です)。

フォームとページの作成・公開は、無料プランの範囲で行えます。

できあがるページ

ひだまり整体院のページは、上から次のように並びます。テンプレートにはじめから入っている構成です。

  • 院名と「その痛み、原因から整える。」のような大見出し
  • 院の特長(国家資格者が施術・丁寧なカウンセリング・予約優先制)
  • 対応している症状、料金、初めての方の来院の流れ
  • 予約フォーム(ページの中にそのまま入力欄が出る)。テンプレートには電話で予約するボタンも入っています
  • 院名・住所・営業時間の入ったフッター

この記事の手順で作った見本は、こちらで実際に開けます。架空の整体院の見本ページです。

先に全体像をつかむ

  1. 予約フォームを作って公開する
  2. テンプレートを選ぶ
  3. 院名や連絡先など、基本的な情報を入れる
  4. テンプレートの仮の文言を、自分の院の文言に直す
  5. 編集画面で見た目を整え、スマホでも確かめる
  6. 公開する

フォームを先に作るのは、テンプレートからページを作るときに、公開中のフォームを選んでページに置く仕組みだからです。

「埋め込みフォーム」と「独立フォーム」の違い

テンプレートは、フォームの置き方で 3 種類に分かれています。

  • 埋め込みフォーム — ページの中に入力欄をそのまま表示します。読み終えた人がその場で書き始められるので、1 ページで完結させたいときに向いています。埋め込めるフォームは 1 ページに 1 つです
  • 独立フォーム — ページにはボタンだけを置き、押すとフォームの入力画面が別に開きます。ページのあちこちから同じフォームに案内したいときや、フォームの項目が多いときに向いています
  • フォーム無し — フォームを置かない、お店紹介のページです。あとからフォームを置くこともできます

この記事では、ページの中で予約まで済ませられる埋め込みフォームのテンプレートを使います。

手順

  1. 予約フォームを作る

    FormEdge に無料で登録し、管理画面の「フォーム一覧」から「新規作成」を押します。作り方は 2 つです。

    • かんたんAIフォーム生成 — 作りたいフォームを文章で書くと、AI が項目を下書きします
    • 空のフォーム — 項目を 1 つずつ自分で足します

    かんたんAIフォーム生成なら、たとえば次のように書きます。

    入力する文の例

    整体院の初回予約フォーム。お名前・電話番号・メールアドレス・ご相談内容(初めての方の相談/施術のご予約希望/その他 から選ぶ)・ご希望の日時(自由記入)・お身体の気になるところやご質問(自由記入)。

    下書きの項目を確かめて作成すると、フォームの編集画面が開きます。項目の文や選択肢は、ここで直せます。

    予約を送ってくれた人に「受け付けました」と自動で知らせる「受付完了メール」も書いておきます。フォームで受け取れるのは予約のリクエストで、送った時点では確定しません。「空き状況を確認して、1 営業日以内にお電話かメールでご連絡します」のように、このあとの流れを書いておくと安心してもらえます。

  2. フォームを公開する

    フォームの編集画面で「公開する」を押します。ページに置けるのは公開中のフォームだけなので、ページを作る前に公開しておきます。

    フォームだけの公開 URL も発行されますが、この記事ではそれを直接使わず、次のページの中に置きます。

  3. テンプレートを選ぶ

    管理画面の「ページ」から「ページを作成」を押すと、テンプレートの一覧が開きます。絞り込み方は 3 つあります。

    • 検索 — 「整体」「予約」のような言葉で探します
    • フォームの設置方法 — すべて/独立フォーム/埋め込みフォーム/フォーム無し
    • 業種と用途 — 業種(美容・健康、学校・習いごと、飲食店・カフェ など)と、用途(予約、体験申込、お問い合わせ など)で絞ります

    ひだまり整体院の場合は、「整体」で検索すると、同じ整体・接骨院向けのデザインで、フォームの置き方が違うテンプレートが並びます。

    • 整体・接骨院 初回予約(フォーム埋め込み型)
    • 整体・接骨院 初回予約(独立フォームページ型)
    • 整体・接骨院 院紹介ホームページ(フォーム無し)

    カードの「プレビュー」で、できあがりの見た目を確かめられます。今回は「整体・接骨院 初回予約(フォーム埋め込み型)」を選び、「作成して編集へ →」を押します。

    ぴったりの業種が無いときは、雰囲気や用途が近いものを選べば大丈夫です。文言も色もブロックの並びも、あとで自由に変えられます。何も入っていない状態から組み立てたいときは「空白から作る」を選びます。

  4. 基本的な情報を入れる

    「基本的な情報を教えてください」という画面が開きます。必ず入れるのは 2 つです。

    • ページタイトル — ブラウザのタブや検索結果に出るページの題名です。例: 「ひだまり整体院|初めての方へ・ご予約」
    • 設置するフォーム — 手順 1・2 で作って公開したフォームを選びます

    その下に、テンプレートに合わせた質問が続きます。整体院のテンプレートなら、院名、最寄り駅からのアクセス、電話番号、所在地・営業時間です。所在地・営業時間に入れた内容は、ページのフッターなどに出る営業情報と、検索エンジン向けの情報になります。

    分からないところは空欄のままでも先に進めます。入れた院名や電話番号は、ページの中で同じものが出てくる箇所にまとめて入ります。

  5. テンプレートの仮の文言を直す

    「次へ:ほかの文言を見る」を押すと、「テンプレートの仮の文言を直す」画面になります。大見出しや特長の項目など、テンプレートに仮で入っている文言が 1 つずつ並び、残りの数が「仮の文言が残っている箇所」として出ます。

    • 自分の院に合わせて文言を書き換えます
    • 自分の院には当てはまらない項目(たとえば、保険の取り扱いが無い院の「保険適用の施術」)は、「この項目をページから消す」にチェックを入れます

    すべてをここで直さなくても大丈夫です。「この内容で作成」を押すとページが作られ、編集画面が開きます。残った仮の文言は、あとから編集画面でも直せます。

  6. 編集画面で整える

    編集画面は、左の編集パネルと、右のプレビューに分かれています。

    • 構成 タブ — ページのブロックが上から順に並びます。ドラッグで並べ替え、ブロックの追加や削除もここで行います。仮の文言が残っていると「仮の文言 N件」と出るので、「まとめて直す」から残りを片付けられます
    • 全体テーマ タブ — 配色・フォント・余白など、ページ全体の見た目を変えます。設置したフォームにも同じ見た目が引き継がれます
    • ライブ編集 — プレビューの中の文字をクリックすると、その場で書き換えられます。ブロックを選ぶと「設定」が出て、よく使う設定をすぐに変えられます

    テンプレートの写真は、見本として入っている画像です。院の写真に差し替えるときは、画像の選択画面で、自分でアップロードした画像か、用意されたプリセットの画像から選びます。

    仕上がりは、プレビューの上の「画面幅」をスマホに切り替えて確かめてください。予約フォームは、スマートフォンから開く人がほとんどです。「確認モード」にすると、編集用の枠や案内が消えて、公開したときと同じ見え方になります。

  7. 公開する

    編集画面の上の「公開する」を押すと、「このページを公開しますか?」という確認が出ます。仮の文言が残っていれば、ここで「テンプレートの仮の文言が残っています」と件数つきで知らせてくれます。「仮の文言をまとめて直す」から、その場で直せます。

    公開前に、自分のスマートフォンで実物を見ておくのがおすすめです。「公開前に実機確認する」を押すと、まだ公開していないページを、公開したときとまったく同じ見た目で開ける確認用 URL が発行されます。QR コードも出るので、スマートフォンで読み取って開けます。確認用 URL には有効期限があり、家族やスタッフに送って見てもらうこともできます。

    問題が無ければ「そのまま公開する」を押します。公開すると、編集画面の上に公開 URL が出ます。https://(ワークスペースの名前).formedge.app/pages/… の形で、コピーのボタンと QR コードのボタンが付いています。

    公開したら、ページのフォームから 1 回送ってみて、管理画面の投稿一覧と通知メールに届くのを確かめてください。

公開したあとに直すとき

公開したあとに文言や写真を直しても、すぐには公開ページに出ません。直した内容は下書きとして保存され、編集画面に「未反映の変更」と出ます。

  • 公開中ページに反映 — 直した内容で、公開ページを置き換えます
  • 変更を破棄 — 直した内容を捨てて、公開中の内容に戻します
  • 非公開にする — ページを公開前の状態に戻し、誰からも見られないようにします

料金や営業時間が変わったときも、同じ編集画面で直して反映するだけです。

もう一歩進めるなら

  • いまのホームページから、このページに案内する — すでにホームページがあるなら、「ご予約」や「お問い合わせ」のリンク先をこのページの公開 URL にするだけでつなげられます。リンク先の変え方は、いまのホームページはそのまま、問い合わせフォームだけ置き換える手順で説明しています
  • 店頭やチラシに QR コードを載せる — 公開 URL の QR コードを、受付やチラシ、ショップカードに印刷しておくと、その場でスマートフォンから予約ページを開いてもらえます
  • 自社のドメインで公開する — ページの URL を、お店のドメインにできます

予約フォームで使える項目や、受付の期間・件数の決め方は、予約フォームの作り方にまとめています。

よくある質問

テンプレートを選んだあとで、構成や色を変えられますか?
変えられます。ブロックの追加・削除・並べ替えは「構成」タブで、配色やフォントは「全体テーマ」タブで直せます。テンプレートは最初の骨格で、選んだあとはふつうのページと同じように編集できます。
ページに置くフォームは、あとから差し替えられますか?
はい。ページの編集画面で、設置するフォームを選び直せます。選べるのは公開中のフォームです。フォームの項目や文言そのものは、フォームの編集画面で直します。
予約フォームから送られた時点で、予約は確定しますか?
いいえ。フォームで受け取れるのは予約の「リクエスト」です。空き状況を確かめて、院やお店から返事をして確定させる運用になります。受付完了メールに「折り返しご連絡します」と書いておくと、送った人も戸惑いません。
公開したあとに直した内容は、すぐに公開ページに出ますか?
出ません。公開後の編集は下書きとして保存され、「公開中ページに反映」を押したときに公開ページが置き換わります。途中で「変更を破棄」を押すと、公開中の内容に戻せます。
無料で作れますか?
はい。フォームとページの作成・公開は無料プランの範囲で行えます。無料プランには、作れるページやフォームの件数などに上限があります。ページを自社のドメインで公開するのは、スタータープラン以上の機能です。

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